ビューティーコラム

ゆらぎ肌はナゼおきる?  肌コンディションを落とさない「春のスキンケア」対策

春の到来が待ち遠しい季節。でも、その一方で、気持ちが憂鬱になるという女性も多くいます。なぜかというと、肌の不調に悩まされるから。この時期になると肌の乾燥や赤み、かゆみが気になり、ひどい時は「いつも使っていた化粧水がヒリヒリする」なんてことも。

肌が過敏になる“ゆらぎ肌”の原因は? ひどくなる前に事前にケアする春のスキンケア対策をご紹介します。

 

肌の乾燥、かゆみは“ゆらぎ肌”のサイン
その原因って一体ナニ?

 

「肌の不調を感じやすい時期は一体いつ?」 それは冬から春に変わる今の季節が、一番肌の不調を感じやすいともいわれています。1〜3月までは天候により乾燥が厳しい時期。肌への影響も大きく、水分量・皮脂量も低下します。するとうるおい力が低下して、肌が常に乾燥している状態に。さらに花粉、P.M2.5などによる外的要因や紫外線などが増えれば、肌へのストレスは溜まる一方に。

 

この季節の変化にどのように対応していくかが“カギ”となります。その前に、一般的な「健康的な肌」とそうでない「ゆらぎ肌」の違いについておさらいを!

 

健康的な肌というのは、紫外線や花粉などの外的要因から肌を守り、また、肌のうるおいを外に逃がさない役割を果たす「バリア機能」が正常に働いている肌のことを指します。でも、これらの機能が何かしらの形で乱れたり、低下したりすると、乾燥や大人ニキビ、かゆみなどの症状を引き起こしてしまいます。これが“ゆらぎ肌”のサインと言われています。

 

また、睡眠不足や偏った食生活、ストレスなどが原因で肌がゆらぎやすくなることも最近の研究でわかってきています。仕事や家事、育児に忙しく、「ゆっくりお手入れする時間がない」という女性の悩みでもあるんですよね。

 

肌のお手入れ、ちゃんとしていますか?

肌のゆらぎを感じているのに、具体的なケアをしているかと聞かれると……「NO」と答える女性が多いそう。確かに、「どのようなお手入れをすればいいのかわからない」「コスメを買い換えるのも面倒」の他、中には「いつかそのうち治るでしょ」とお手入れをついつい後回しにしてしまう人も……。

もちろん、肌にとってはどれも良いことではありません。「肌の不調を感じたら、すぐにケアおこなう」ことが大事。トラブルの程度が重くなればなるほど悪化してしまい、治るものも治らなくなってしまいます。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、早いうちに負のスパイラルを断ち切ることが大切なのです。

 

 

肌のゆらぎを感じたらどうしたらいい?

では一体、どんなお手入れをすればいいのでしょうか? シンプルだけど究極のお手入れ法。それは「保湿ケア」。何度も耳にしている言葉ですが、保湿ケアこそ健康な肌づくりに欠かせないお手入れ法なのです。ここでより良い保湿ケアを行うための2つのポイントをご紹介。

 

  1. まずは保湿ケアの基本中のキホン。水分(ローション)・油分(乳液・クリーム)で肌をうるおいで満たし、バリア機能を高めることが大切です。中には「ベタつきが苦手」と乳液やクリームを使わない人がいますが、これは逆効果!  乾燥がひどくなる、過剰な皮脂が分泌され、テカリやニキビの原因になり、結果として肌の不調を招くことに。

    先ほども話したように、外的要因から肌を守り、肌のうるおいを逃さないようにバリアを作ること。このバリア作りに油分が役立っていることをお忘れなく。

  2. 2つめはコスメ選び。肌が過敏になっている時こそ、使うコスメには気をつけたいもの。できるなら、肌をいたわりながらコンディションを整えられるコスメがベター。アレルギーの要因と言われるパラベンやアルコールフリーの処方がおすすめです。

 

春のゆらぎ肌はお手入れ次第で卒業できますよ。ゆらぎ知らずの肌を目指しましょう!

 

 

長谷川真弓
美容エディター・ライター
編集プロダクションを経て、広告代理店で化粧品メーカーの営業を7年半担当。化粧品のおもしろさに目覚めたのち、2009年美容週刊紙「WWD Beauty」の編集を担当し、2014年にフリーへ転身。ビューティにまつわるヒト・コト・モノを精力的に取材している。

 

 

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