日々のメイクアップに避けられないクレンジングですが、果たして肌に負担の少ない方法・アイテム選びができているでしょうか。オイル・クリーム・ミルクと種類が多いうえに、成分も異なるため、どれを選べばよいのか分かりづらいですよね。

そこで今回のビューティーコラムでは、肌にやさしいクレンジングの選び方と方法をご紹介します。肌が元々デリケートな方、季節や年齢による不安定さが気になるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

よく落ちる=最良クレンジングではない

洗浄力が高ければ高いほど信頼できる、というイメージが付きまとうクレンジング。
しかし、クレンジングの良し悪しは洗浄力だけで決められるものではなく、肌への負担がどれだけマイルドであるかも重要なポイントになります。
というのも、メイク汚れを落としきることはもちろん大切ですが、場合によっては肌に刺激を与えている可能性もあるためです。

クレンジングは、水と油を混ざりやすくするための界面活性剤を含んでおり、その働きによってメイクが落ちる仕組みです。

このことにより油分の多いメイク汚れがしっかり落ちるものの、界面活性剤は肌を乾燥させる性質もまたあるのです。
さまざまなトラブルを招きかねない乾燥を防ぐためには、界面活性剤がなるべく少ないクレンジングを使いたいものですね。

元の肌質や日々のルーティンなどを視野に入れつつ、洗浄力と肌へのやさしさにうまく折り合いをつけながら、ご自分の肌にベストなクレンジングを選びましょう。

肌にやさしいクレンジングの選び方5選

美しい肌を長く保ちたいなら、クレンジング選びは重大な課題です。以下では、肌に負担の少ないクレンジングを選ぶなかで、注目したいポイントを5つご紹介します。

⑴肌への摩擦を減らしたいなら「洗い流しタイプ」

クレンジングは大きく分けて2種類あります。使用後に水やぬるま湯などを使用する「洗い流しタイプ」と、水を使わずコットンやティッシュなどで拭う「拭き取りタイプ」。

肌への物理的な摩擦をなるべく減らしたいのであれば、手のひらでやさしく包み込める前者がイチオシです。拭き取りタイプのなかでもとくにシートタイプは、洗い流す負担や時間がかからないものの、肌にすべらせる際の摩擦が少なからず発生します。

こすれが気になる敏感肌さんは、洗い流しタイプを念頭に置きましょう。

⑵「ミルク」「クリーム」がベター

さまざまな種類があるクレンジングですが、肌へのやさしさを一番に考えるのであれば「ミルク」や「クリーム」タイプがおすすめ。

ミルクタイプは洗浄力が最もマイルドながら、水分をたっぷり含んでいるためしっとりと洗い上げることができます。
うるおいに満ちたみずみずしいテクスチャも魅力です。

また、クリームタイプもうるおいを残しながらメイクオフできることが持ち味。
界面活性剤とうるおい成分のバランスがとれており、伸びがよいテクスチャはフェイスマッサージにも向いています。

ナチュラルメイクにはミルク、顔をほぐしてすっきりしたい日にはクリームと使い分けるのもいいですね。

⑶W洗顔不要なら肌負担をマイナスに

タイプ・種類に並んで確認したいのが、W洗顔が必要かどうかです。

「クレンジング → 洗顔」と続くことも肌には負担となるため、1本で洗顔の役割もこなすW洗顔不要表示があるアイテムを選ぶのもひとつの手。

ただし、使用後は肌のクレンジング残りがないよう、すみずみまで洗い流せているか入念にチェックしましょう。

⑷添加物フリー・敏感肌によるテスト済み表示

香料・着色料・パラベンなど、さまざまな添加物の有無も注目ポイント。これらの添加物は使い心地を高めてくれる分、肌には多少なりとも負担がかかります。そのため、添加物をなるべく減らした、シンプルな成分構成のアイテムを選ぶ方が無難です。

また、敏感肌や肌がゆらぎがちな方は、敏感肌によるパッチテスト済み表示があるものを選ぶとより安心でしょう。

⑸肌のうるおいをキープする成分入り

すこやかな肌を保つためには、乾燥を防ぐことが第一条件。クレンジングの成分を確認し、保湿成分が豊富なアイテムを選ぶことも肌へのやさしさにつながります。

スキンケアアイテムに配合される保湿成分といえば、グリセリン、ヒアルロン酸やコラーゲンはもちろんのこと、ヒト型セラミドも注目すべき保湿成分のひとつ。肌に元々あるセラミドと同様の構造をしているため、肌なじみがよく負担となりにくいのが魅力です。

また、植物由来の保湿成分を配合したアイテムも見逃せません。アロエベラ葉エキス、ナハカノコソウ根エキス、トウモロコシ胚芽油・コメヌカ油・ハトムギ種子油など、その種類は多岐にわたります。大自然の中生き抜く力強さと、肌への刺激の少なさを兼ね備えた保湿成分です。

肌に負担の少ないクレンジング方法

自分にぴったりのクレンジングを見つけたら、使い方もあわせて見なおすことが、肌への負担を減らす近道。以下では、肌にやさしいクレンジング方法をお伝えします。

Point.1.こすりすぎない

やさしい使い心地のクレンジングを選んでも、肌を必要以上にこすっているのでは意味がありません。

クレンジングを肌に広げる際はなるべく手の力を抜き、人差し指・中指・薬指の3本でやさしくアプローチ。肌を揺らさないよう意識するとともに、直接的な摩擦が起こらないよう、惜しまずたっぷりの量を手にとりましょう。

Point.2.スピーディーに

やさしく塗り広げるとはいえ、クレンジングは手早く行いましょう。というのも、クレンジングに少なからず含まれる界面活性剤が肌の乾きを誘うからです。

乾燥ダメージを深刻化させないためにも、クレンジングは肌に広げてから1分以内で完結させることがコツ。肌の上にのせている時間が長くならないよう要注意です。

Point.3ぬるま湯で

クレンジングを洗い流す際は、ぬるま湯が必須。熱すぎるお湯は肌を急速に乾燥させ、また冷たすぎる水は毛穴を収縮させてしまい、汚れを落としきれない恐れがあるためです。

メイク汚れを残さずすっきりと洗い上げ、乾燥しにくい状態をつくるためには、体温よりやや低いくらいのぬるま湯で洗うことを意識しましょう。

アンブリオリスのおすすめアイテム

■デリケートな肌に使えるのにしっかりメイクも落とす…「アンブリオリス ジェントル クレンジングミルク」

肌への低負担はもちろんのこと、洗浄力も譲れないという方におすすめなのが「アンブリオリス ジェントル クレンジングミルク」です。

アロエベラ葉エキスやナハカノコソウ根エキスといった天然由来成分95％で構成されているにもかかわらず、ウォータープルーフ処方のマスカラやリップメイクも落とします。

さらにＷ洗顔は不要で、香料・パラベン・アルコールは無添加。肌をやさしく包み込むミルクタイプで、しっとりと洗い上げやわらかな肌に導きます。

中身もさることながら、環境に配慮した容器もポイント。使い捨てプラスチックをリサイクルしたPCR材料を25％使用しています。肌にも環境にもやさしいクレンジングを、日々のデイリーケアに取り入れてみませんか。

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